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陶工房

先日、陶芸をしに、家族で桧佐陶工房を訪れた。

ろくろで粘土を形作っていると無心になり、それがまた心地よく、
終わった時は、まるでどこかから帰って来たような、そんな感じがする。
今自分がここにいることをはっと思い出す感じ。

そんな陶芸のプロセスも好きだけど、
私がもっと好きなのは、工房そのものだ。

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昭和初期を思わせる工房は、
うまく言えないけど、その中にいるだけで、
表面の意識では忘れている何かに触れられているような、そんな感じがする。
記憶の彼方にある幼い日の何かなのだろうか、何かそんなものに触れて、
やさしく切なく懐かしい気持ちにしてくれる。
いつまでも黙ってそこに座っていたくなる。

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自分が誰なのか、どこにいるのか、わからなくなるような、
自分と外側との境界線がなくなるような、
不思議な感じがするのだけど、そんな感じがたまらなく好きなのだ。

日常の中の不思議体験。
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by emiya_xxx | 2009-12-09 23:59 | つぶやき